『燃料革命(石油やガスの一般化)以前の金山は薪炭林(薪や炭を生産するクヌギ、コナラを中心とした落葉広葉樹林)として利用されていました。薪炭林は20〜30年周期で皆伐され、林床部のススキ、アズマネザサや落ち葉などは炊きつけの材料として利用されていました。そのため林床迄、日光が届き豊かな生態系が存在していました。
又、明るく風通しの良い里山として林内は人間にとっても快適で、その上キノコ等の副産物を得ることが出来ました。その結果多くの生物が里山に生息でき、豊かな生態系を維持してきました。
現在ぐんまこどもの国では、自然の遷移が進行し、ヒサカキ等が林床を覆い、日光を遮ったために明るい里山に生息できた植物やそれを糧にして生きてきた昆虫類が住みにくい環境となり、単調な生態系になりつつあります。
もとあった生物多様性豊かな里山に戻すため、進行した遷移を後退させるなど生き物たちにとって住みよい環境整備を行っています。